サステナブル投資

持続可能な開発目標(SDGs)

国連が持続可能な開発目標(SDGs)を採択して以来、投資家の間で、リターンを生みつつこれらの目標の実現に貢献できる投資への関心が高まっています。ロベコは他の資産運用会社に先駆けて、多様な投資ポートフォリオに適用することを目指し、SDGsへの適合をマッピングし計測するフレームワークを構築しました。


インパクト投資の未来に向けた青写真

SDGsは2015年に国連において採択された、人類のウェルビーイング(幸福、健康)、生態学的な持続可能性や、生活の質の向上を目指す17の目標です。飢餓の撲滅、気候変動への対応、責任ある消費の推進、持続可能なまちづくりなど、サステナビリティ関連テーマが幅広く網羅されています。

SDGs の本質は「行動への呼びかけ」であり、大半の国連のイニシアティブとは違って、17の目標は政府やNGOのみならず社会全体を対象としています。目標達成に重要な役割を果たすと目される企業と投資家に対して、課題と機会を提示するものです。

マッピング、計測、モニタリング

ロベコは、光栄にも、サステナブル投資の調査分析を開発し推進してきた先駆者として評価されています。SDGsとビジネスの関わりを評価する独自のフレームワークも、いち早く構築しました。トップダウンによる業界固有の基準と、ボトムアップによる企業固有のデータを組み合わせることによって、SDGsに対する企業の貢献度を評価することが可能になりました。SDGスコアは、幅広い資産クラスにおいてSDGsに適合した投資商品を開発するために利用できます。

ロベコが、革新を追求しサステナブル商品やサービスを拡充してきた長年の実績は、運用チーム、アクティブオーナーシップ・チーム、サステナビリティ・リサーチ・アナリストの緊密な連携の成果と言えます。これが、2018年には、他の運用会社に先んじてSDGsに注目したクレジット戦略の設定につながりました。

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SDG投資戦略

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スコアリング手法

SDGsは17の目標と169のターゲットを掲げ、非常に幅広い課題を網羅しています。なかには互いに逆方向の効果を持つものも含まれます。ロベコ独自のSDG評価フレームワークは、3段階アプローチに基づいて、課題に取り組むための明確で客観的な一貫性のあるガイドラインを提供します。アナリストはこのフレームワークを用いることによって、企業が1つまたは複数のSDGsに対してどの程度プラス、マイナスのインパクトを与えているのか分析することが可能になります。

3段階の分析の結果は、独自のSDGスコアリング手法で定量化します。SDGsに対する貢献(ポジティブ、中立的、ネガティブ)と貢献の度合い(高、中、低)に基づいて、すべての企業にSDGスコアを、「-3(極めてネガティブ)」~「0(中立)」~「+3(極めてポジティブ)」の範囲で付与します。


全面的な情報開示

SDG投資の大きな利点として、スコアリング手法を活用することによって、投資ポートフォリオがSDGsに与える貢献度を実際に示すことが可能になります。

インパクトの全面的な計測には複雑性が伴いますが、ロベコのSDGスコアは、企業が社会や環境にもたらすプラス、マイナスの貢献度を評価するための堅固な基盤となります。これにより、サステナブル投資の成果に則した投資ポートフォリオ構築が実現し、投資サイクルの節目に報告することが可能になります。

その他の持続可能性に関するトピック

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