アクティブなアセットアロケーション
アクティブなアセットアロケーションから得られるアルファの機会を見極めるために、ファンダメンタル・リサーチを活用します。頑強なポートフォリオを構築するために「5ヵ年期待リターン展望(five-year Expected Returns)」を適用し、その後タクティカル・アセットアロケーションによって市場の非効率性を捉え、ダウンサイド・リスクを管理することを目指します。
サステナビリティをトップダウンとボトムアップの観点から統合
「期待リターン展望(Expected Returns)」がアクティブなアセットアロケーションの基盤
ロベコの広範な運用戦略を活かして分散を実現
マルチアセット戦略は、資産クラス間および資産クラス内の分散を通じてリスク低減、リターン向上を図る運用戦略です。このアプローチは、刻々と変化する政治・経済環境などの要因により難航が予想される運用の海域を安全に航海できるよう支援するものです。
マルチアセット戦略は、特に将来の負債への対応を目的とした投資において、より安定した投資航路をもたらすことが期待できます。資産クラスや投資手法のうちの1つが強い逆風に直面したとしても、全体のパフォーマンスへの影響を大幅に抑えることができます。
マルチアセット運用チームは、多様なファンドやソリューションを活用することで、ロベコが有する投資能力を最大限に引き出し結集することを目指しています。
金融市場はしばしば非効率であり、アクティブ運用によってアルファを創出することが可能であると考えます。投資家が自身の焦点を狭めることが、異なる資産クラス間の円滑な情報伝播の妨げとなってしまいます。そうではなく、運用プロセスは、組織的でアクティブなファンダメンタル分析によるトップダウンのアプローチをとるべきです。
アクティブなアセットアロケーションから得られるアルファの機会を見極めるために、ファンダメンタル・リサーチを活用します。頑強なポートフォリオを構築するために「5ヵ年期待リターン展望(five-year Expected Returns)」を適用し、その後タクティカル・アセットアロケーションによって市場の非効率性を捉え、ダウンサイド・リスクを管理することを目指します。
ロベコの運用戦略を、最適な組み合わせとなるように選定します。ロベコの異なる投資アプローチ(ファンダメンタル、クオンツ、テーマ型)を組み合わせることで、分散効果が強化され、お客様のリスク調整後リターンを向上できると考えます。
ロベコは、株式ポートフォリオ全体のベータ、デュレーション、デュレーション・タイムズ・スプレッド(DTS)などの指標を用いて、アクティブなアセットアロケーションの実施状況を、絶対的および相対的な観点から効果的に管理、モニターしています。
また、リスクやファクターへのエクスポージャーをより適切に理解、管理するために、組み入れられた運用戦略のエクスポージャーについても徹底した分析を行っています。
現在、サステナブル・マルチアセット・ソリューション・チームには15名が所属しています。平均15年超の投資経験を有し、ロベコでの勤務も10年以上にのぼります。最も上席の運用者3名はさまざまな景気(ビジネス)サイクルを通じて投資経験を積み重ねており、3名の経験年数は合わせて90年超に達します。当運用チームは、個人投資家向けファンドから機関投資家の個別口座まで、ロベコの全てのファンダメンタル・マルチアセット・ソリューションを運用しています。
サステナビリティに関しては、約50名から成るサステナブル投資共同委員会(SIセンター)の専門知識を活用することができます。SIセンターには、業界有数のアクティブオーナーシップ・チームをはじめ、サステナビリティのソートリーダーシップ・チームや投資リサーチャーが所属しています。さらに、必要に応じてロベコ全社の投資プロフェッショナルから助言を得ることも可能です。
サステナビリティは、全てのサステナブル・マルチアセット・ソリューションの中核を成します。ロベコの豊富なリソースとリサーチを活かすことにより、お客様のサステナビリティ目標に合わせて投資ソリューションを設計することができます。具体的には、ロベコのサステナビリティの枠組みに基づき、環境・社会・ガバナンス領域(ESG特性)、脱炭素化目標、SDGsなどの観点から、あらゆるマルチアセット・ポートフォリオを測定し、それに合わせて調整できることを意味します。
ファンドは全て、ファンド・オブ・ファンズではなく個別銘柄選択により構築する方式であるため、サステナビリティの観点からの監視が可能となり、個別証券の単位で不適切な企業を除外することができます。また、中期的な資産クラスのリターン予測には、気候変動の影響も織り込んでいます。
パフォーマンスとボラティリティの予想値は、全市場サイクルを通じた年率平均リターンに基づいています。
このバランス型のアプローチは、債券から安定的に5%のインカムと、主に株式から値上がり益を獲得することに重点を置きつつ、ダウンサイド・プロテクションも重視しています。目標ボラティリティは7%とします。
債券と株式をバランスよく組み合わせ、長期的に安定した資産の成長を目指す戦略です。年率平均6%以上のリターンと、目標ボラティリティ10%を目指します。
リスク特性が相対的に高い戦略であり、株式より低水準のリスクで、株式と同等のリターンを獲得することを投資目標としています。年率平均7%以上のリターン、目標ボラティリティ12%を目指します。
当戦略は、現金の市場金利プラス4%の年率リターンを目標とし、他3つの戦略とは異なり、伝統的なベンチマークに追随しません。
テーマへの本質的な理解が、設定時よりDNAに刻み込まれています。
投資見通しを柔軟かつ臨機応変に実行します。
相関性の低いサステナブル資産を組み合わせることが、安定的な投資につながります。
重要なお知らせ 当社や当社役職員を装ったSNSアカウントやウェブサイト等を使った投資勧誘にご注意ください さらに表示