ファンダメンタル・バリュー株式戦略

投資家の注目は刺激的な成長ストーリーがある企業に集まり、目立たない企業は敬遠される傾向があります。その結果、煌びやかな銘柄には楽観論が、バリュー銘柄には悲観論が集まり、バリュー・プレミアムが発生します。ボストン・パートナーズはこの点に注目して、バリュー株式の専門家としての卓越した強みを発揮します。

当戦略では、上記3つの特性（「3つの輪」）を常に反映させた分散投資ポートフォリオを構築します。ダウンサイド・リスクの抑制、元本の保全、複利効果の最大化を目標とする、シンプルなルールを適用します。

ボストン・パートナーズは、ポートフォリオをボトムアップで構築します。まず、バリュエーション、ファンダメンタルズ、モメンタムという「3つの輪」の特性に基づく定量スコアによるスクリーニングで、投資目的に合致した銘柄へユニバースを絞り込みます。毎週、世界中の10,000銘柄以上の幅広い株式をスコアリングすることで真の候補銘柄を効率的に特定し、それがファンダメンタル分析の指南役となります。ファンダメンタルズ分析では、決算情報等の各種届出書類、業界情報、経営陣との議論など、あらゆる分野の情報を取り入れます。

ファンダメンタルズ・アナリストとクオンツ・アナリストから構成される一元化されたリサーチ・チームが、ポートフォリオ・マネジャーとバリュー株式戦略の規律をサポートします。ポートフォリオ・マネジャーは最終決定に責任を持ち、各投資プロフェッショナルはポートフォリオの保有銘柄の説明責任を負います。

当戦略は、ロベコ同様にオリックス・ヨーロッパの完全子会社であるボストン・パートナーズによる運用です。ボストン・パートナーズはバリュー株式の専門家であり、長年共に働いてきた経験豊富なプロフェッショナル達によって1995年に設立されました。

当戦略ではグローバル、米国を投資対象とする運用戦略の提供が可能です。

この戦略は、とりわけ環境および社会的特性を推進し、除外スクリーニング、ESG統合、ESGリスク・モニタリング、アクティブオーナーシップなどを取り入れています。EUサステナブル・ファイナンス開示規則（SFDR）の第8条ファンドに分類されています。